雲の上をあるくこと


雲の上をあるくこと
それは無謀で 馬鹿な事で
奈落の底へと落ちること

未来は頭脳にとどめていないし
過去を引きずる事もしない
でもあたしは小さな人間
この空みたいに広くて澄んだ心なんて持ってない
「このまま消えられたらな」なんてくだらない事考えて

勝手にどん底へと落ちる

ねとねとする地盤ともろい壁
真っ黒の土と小さな穴
こんな汚い所が あたしのココロ

「ココを出よう」
でも物にたよってしまう
上手につかえないものをつかって
自分の力を無視して――




社会という蛇が 自由の拘束をする
出られない 縛られる
悪身と拘束によって出来た何かが
心身を 腐らせる
ぶくぶくと音をたてて あたしの身体を腐らせて  壊す
ただガラガラと血も流させずにボロボロに
こまかくして まぜこんで 地にもどす
音も出せず 出ず
ただ石がもろくくずれただけのよう

でも壊したのは自然な事でじゃない
“変わる”という名の石割を持った 自分自身だ

歩け 変われるために歩くんだ
地味だけど それが一番の近道

目の前の道をただ進めばいい ただそれだけで人は変われる
つらくなったら 足を踏み外してみればいい
今をリセットすればいいだけだ











なんか、頑張ってます… 2004/06/26
欝中に書いた詩です。
だから一人称だし自分が二人も出てきてるし、頑張ってました