足元の数直線を越えるためには君が必要なんだ 逆刃 酷だった ただ君をこの目で見つめているだけでは ただ君の笑顔を見ているだけでは ただ君の涙を理由も知らずに見ている事は だからといってこんな事してはいけない事くらい 判っている たとえ僕が犯罪者になった後の事も判ってる すでに君を好きになった時から覚悟していたんだ この恋は必ず実らない事くらい 僕と君のいる場所があまりにも違いすぎるから なら君を連れて行ってここから遠い所へ走っていこうと 手をさしのばして君と逃げようと思った 君も僕と同じだった 僕の手を握って ひらりと風にドレスを舞わせて 白い月が輝く空の下を逃げて 逃げて そして笑って でも結局僕らは離れて 離ればなれになった僕は 君に飛んでいこうと思ったんだ 飛んでいった僕を見て君は泣いてくれた でも 追いかける事は 無かったのに 僕より先に君は僕から離れていって 美しい体に鉄錆を貫かせて 赤い鮮血の花が足元まで伸びている 僕も追いかけるよ 君を一人になんて出来ない 君の身体を抱き寄せて僕も君とともに そしてまた再開できたら ともにまたあの日のように駆け抜けよう 赤く輝く陽の光の下で 順番逆だ!!! 2004/06/20 どうも、ロミジュリ触発再発です、佐藤です。 詩です、ぶっちゃけこれ部誌とかに出したいです。 や、上手く言ったとかじゃなくて、こっちの方が「過渡期」ってテーマに合うと思ったのですよ。へぇ。 書いてて思ったのですが、前々位の赤ジャンに「スノーインザダーク」っていう叶氏の描いた読みきりがあるんですが それと内容被ったかも!正直思ってます; ロミジュリ詳細はコチラ!